トレードの場面では、
誰でも少なからず緊張を感じます。
- エントリー直前
- 含み損を抱えた瞬間
- 利確・損切りの判断を迫られる時
緊張そのものは、
悪いものではありません。
差が出るのは、
その緊張をどう扱っているかです。
成功者は緊張をコントロールし、
失敗者は緊張に行動を支配されてしまいます。
この記事では、
この違いがなぜトレード結果に影響するのかを整理します。
成功者は緊張を「起きる前提」で設計している
成功者は、
緊張しない状態を理想としません。
緊張は必ず起きるものとして、
あらかじめ織り込んでいます。
そのため、
・判断手順を固定している
・緊張時にやること/やらないことが決まっている
・裁量を入れる余地を減らしている
といった設計をしています。
緊張しても、
やることが変わらないため、
行動が大きくブレません。
緊張しているかどうかは、判断基準に含めない。
それが、安定につながります。
失敗者は緊張を「異常」として扱ってしまう
失敗者は、
緊張を感じると
「平常心でいなければ」と考えます。
その結果、
・焦って判断を早める
・逆に動けなくなる
・いつもと違う行動を取る
といった反応が起きやすくなります。
本人は冷静になろうとしていますが、
実際には緊張に主導権を渡している状態です。
緊張を消そうとするほど、
意識はそこに集中し、
判断は不安定になります。
なぜ「緊張の扱い方」で差がつくのか(本質)
本質的な違いは、
緊張の位置づけです。
成功者は、
緊張を
判断と切り離すもの
として扱います。
失敗者は、
緊張を
判断材料の一部
として扱ってしまいます。
緊張を材料にすると、
・怖いから見送る
・不安だから早く逃げる
・落ち着かないから手法を変える
といった行動が生まれます。
その積み重ねが、
一貫性のないトレードにつながるのです。
今日からできる改善ポイント
緊張をなくそうとしなくて構いません。
1. 緊張している時でも”変えない行動”を1つ決める
2. 判断前に「これはルールか、感情か」を一度確認する
↓詳しく解説します。
■ 1. 緊張している時でも変えない行動を1つ決める
↓具体例
- 逆指値売りは、エントリー後に必ず最初に設定する
- 逆指値買いが約定しなかったら、その日は追いかけない
- 下落していて損失が確定しそうであっても、損切りラインは絶対に下げない
ポイントは
「うまくいく時の行動」ではなく、
緊張して頭が固くなっている時でも守れる行動を選ぶことです。
緊張している時ほど、
人は「判断」を増やしてしまいます。
だからこそ、
考えなくていい“固定行動”を1つ用意する
これだけで、ミスは大きく減ります。
■2. 判断前に「これはルールか、感情か」を一度確認する
エントリー・利確・損切り・注文変更の前に、
心の中でこの一言を挟みます。
「今やろうとしているのは、ルールか? 感情か?」
↓具体例
- 「もう少しトレールを広げたい」→ それは 事前ルールか? それとも“取り逃しへの不安”か?
- 「さっき取れたから、もう一回入りたい」→ それは 戦略か? それとも“連勝したい気持ち”か?
- 「今日は動きが荒いから幅を変えたい」→ それは 銘柄特性に基づくルールか? 今日だけの恐怖か?
この確認を入れるだけで、
感情による“微調整”が激減します。
大事なのは、
感情を否定することではありません。
「これは感情だな」と
自覚したうえで、行動しないことです。
総括
緊張すること自体は、
失敗ではありません。
問題は、
緊張が判断を動かしてしまうことです。
成功者は、
緊張を感じながらも、
自ら決めた行動を繰り返します。
静かに、
判断の主導権を自分に戻す。
その積み重ねが、
トレードを安定させていきます。


コメント