トレードが崩れていた時期を振り返ると、
共通していたのは、
値動きに対する 反応の速さ でした。
- 少し動いた。
- 一瞬伸びた。
- わずかに崩れた。
そのたびに、
頭より先に手が動いていたのです。
結果が安定している人と比べると、
決定的な違いは、
反応の「速さ」ではなく「遅さ」でした。
詳しく解説していきます。
成功者は反応が遅い
安定して勝っているトレーダーは、
相場の変化に対する反応が遅く見えます。
・値が動いてもすぐに触らない
・一度、全体を見直す
・次の足を待つ
反応する前に、確認する
という工程が入っています。
これは、鈍いわけでも、慎重すぎるわけでも、ありません。
判断に必要な情報が揃うまで、
意図的に待っているだけです。
日常でも同じ傾向があります。
・話しかけられても即答しない
・予定外の出来事でも動作が変わらない
・刺激に対して一拍置く
普段の反応の遅さが、
そのまま相場での安定につながっているのです。
失敗者は反応が速すぎる
一方、負けが続いていた頃の私は、
とにかく反応が速すぎました。
・ローソク足が伸びた瞬間に入る
・逆行したら即判断を変える
・ノイズに逐一反応する
これは判断力ではありません。
不安に対する即時反応
でした。
日常でも、
・呼ばれたら即返事
・気になったらすぐ動く
・考える前に反応する
こうした癖がありました。
反応が速いほど、
冷静さは入り込む余地がありません。
反応が速いと、判断は浅くなる
反応が速い状態では、
・選択肢が減る
・全体像が見えない
・都合のいい理由だけ拾う
こうした状態になります。
つまり、
反応が速い=判断が雑
になりやすいのです。
その結果、
・飛びつき
・見送りミス
・ルール違反
が増えていきます。
成功者は「遅れること」を恐れていない
成功者は、
ワンテンポ遅れることを恐れません。
・入れなかったら仕方ない
・形が崩れたら見送る
・次の機会を待つ
この余裕があります。
なぜなら、
機会は繰り返し訪れる
ことを知っているからです。
だから、反応を急ぎません。
失敗者は「遅れること」に過剰反応する
失敗している時期ほど、
・今入らないと終わる
・置いていかれる気がする
・チャンスを逃したくない
こうした感情が強くなります。
「こんな奇跡的なチャンスは、二度と訪れない!買いだ!!」
と、短絡的な思考の元、飛びついてしまうのです。
そして、新たな失敗を重ねていく。
新たな失敗が、より精神にダメージを蓄積していく。
結果として、思考力は低下・短絡化。
反応はさらに速くなり、
判断はさらに荒れます。
この悪循環が、
成績を崩していくのです。
今日からできる改善方法
負けトレーダー特有の反応の速さは、
意識すれば、”適切に遅く” 変えることができます。
・値が動いても、次の足を待つ
・気づいたら、すぐ触らず一度全体を見る
・反応したくなったら「今はまだ、確認の段階」と言語化する
これだけで、
反応と判断の間に余白が生まれます。
総括:反応を遅らせると、判断は深くなる
成功トレーダーが安定しているのは、
決して、反応が速いからではありません。
”反応を遅らせる” という事ができるからです。
一拍置く。
確認する。
それから動く。
この順番が守れるようになると、
トレードは静かに整い始めます。


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