成功トレーダーは事実を見る/失敗トレーダーは解釈に引っ張られる

 

トレードが不安定だった頃を振り返ると、
いつも同じところで
つまづいていた事に気付きます。

「事実」を見ているつもりで、「解釈」を見ていた。

チャートを見ている。
数字も確認している。
ルールも理解している。

それでも、判断がブレる。
迷いが生まれる。
一貫性がなくなる。

 

原因は、知識不足ではありませんでした。

事実と解釈を、無意識に混同していた

それが、原因だったのです。

成功トレーダーは「事実」をそのまま見る

事実とは「誰が見ても同じもの」

成功トレーダーほど、
見ているものがシンプルです。

・価格がどこにあるか
・出来高が増えているか
・ルール条件を満たしているか

ここには、
期待も不安も入りません。

起きている現象だけ
を淡々と確認しています。

 

そして、自分があらかじめ決めた
売買ルールに従って
淡々と売買するのです。

だから、
判断がブレません。

事実は、感情を刺激しない

事実は冷静です。

・上がっている
・下がっている
・条件を満たしていない

それ以上でも以下でもありません。

成功トレーダーは、
この冷たさを嫌がらず、
厳然たる判断基準
として使います。

さらに詳しく知りたい場合は判断基準がないとブレる|成功トレーダーは基準を持つもご覧ください。

失敗トレーダーは「解釈」に引っ張られる

解釈は「感情を含んだストーリー」

一方、負け続けていた時期の私は、
事実の上に、
すぐ解釈を乗せていました。

・そろそろ上がりそう
・ここで反発するはず
・皆が注目している

これらは事実ではありません。

自分に都合の良い解釈、
言い換えれば
願望MAXの夢物語
です。

 

一度、解釈が始まってしまうと、
とたんに事実を冷静に見ることが
困難になります。

解釈が増えるほど、判断は揺れる

解釈が主導になると、

・事実を都合よく見る
・不利な情報を無視する
・ルールを曲げて正当化する

こうして、
判断はどんどん歪みます。

 

本人は考えているつもりでも、
実際には、
「稼ぎたい!」という感情に引っ張られている
状態です。

なぜ「解釈」はやめられないのか

解釈が増える理由は、
不安です。

・外したくない
・取り逃したくない
・間違えたくない

この不安を埋めるために、
「解釈」という夢物語を作ります。

 

しかし、
解釈は安心感をくれますが、
勝率は上げてくれません。

無自覚に、ゆっくりと、しかし確実に、
破滅への道を歩き続ける事になるのです

より詳しく知りたい場合は成功トレーダーは感情を観察/失敗トレーダーは感情に振り回されるを確認してみてください。

※注意点

誤解のないように言っておくと、
解釈がダメなのは、
あくまでトレード可否の判断の時です。

解釈が、トレードルールを捻じ曲げてはいけない…
という意味です

(トレード可否判断の基準となる
トレードルールを構築・修正する場合は、
とうぜんながら
多角的な解釈・考察が必要になります。)

今日からできる対策

解釈をゼロにする必要はありません。

まずは、
次の一歩だけで十分です。

・事実と解釈を、言葉で分ける

例:
「価格は○円にある」(事実)
「そろそろ反発しそう」(解釈)

・判断は、事実だけで下す

・解釈が出てきたら、一度保留する

これだけで、
判断は驚くほど冷静になります。

総括:勝敗を分けるのは、見方の違い

成功トレーダーと失敗トレーダーの差は、
才能でもセンスでもありません。

事実を見るか、解釈を見るか
その違いです。

事実に立ち返るほど、

・迷いが減る
・ルールが守れる
・見送りが自然になる

トレードは派手に変わりません。
ただ、確実に安定していきます。

 

もし今日から一つ変えるなら、

「これは事実か?解釈か?」と自分に問う

それだけで、
判断の質はワンランク、いやツーランク上がるでしょう。

加えて、トレードルールを減らしてシンプルにすれば、
相乗効果はより高まります。

ルールを増やすほど勝てない理由はなぜ?|成功トレーダーは減らす
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